こんにちは。akapです。
プロジェクトを進行していく上でPMOという言葉を耳にしたことはありませんか?
プロジェクトが生きるも死ぬもマネジメント次第と聞いたことがありますが、今回は、プロジェクトマネジメントとPMOについて少しお話しします。
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PMO(プロジェクトマネジメントオフォス)とは
私の過去の仕事の一つとして、システム構築のPMOをやってました。
”Project Management Office”の略ですね。
日本語では「プロジェクトマネジメントオフィス」と一般的に呼ばれますが。
世界で有名なとあるクレジット・信販会社のシステム構築に際してのPMOとして、
プロジェクト全体の共通基盤の構築と改善プロセスの考案や改善および確立など顧客側とプロジェクト遂行側の双方にとってより良い各種プロセスやツールを提供することが役目でした。
PMBOKおよびPMPの出番というわけです。
大規模プロジェクトで起こるPMOの問題
しかし、ここで問題が・・・。
まー大きいプロジェクトには多いことですが、会社がいくつも参画しています。
その中で、会社間のやりとりや駆け引きが行われていてやっぱりそこは、自社の都合が優先な訳です。
もちろん当たり前ですよね。
そこで情報共有がうまくいっているところ、いっていないところ。
優先順位の違いなどから問題がポチポチ起こるわけです。
プロジェクトをスムーズに進めるための仕組みを使ってくれなかったり、決めたルールを守らなかったり、周知済みの情報を数カ月たっても知らなかったと言って来たり。。。
そこで、苦労するのがPMOですね。
人の考え方はいろいろで、
PMOが大切と思われる方もいらっしゃれば、
邪魔だと思われる方もいらっしゃいます。
そこで
大きなプロジェクトでは、
我々の動きや改善点など
目で見てすぐに成果が分かるように
また数量的に分かるようにする
必要性がありました。
実施した対策とは
今回のプロジェクトで実施した対策例としては、
ある一定ラインのプロジェクト規模に対して、
スケジュールの進捗会議を開催し問題点を洗いだし、
各プロジェクトへ共有・反映し解決することや、
全工程のプロセスを見直し
改善策の展開と周知を実施する。
見積・要件・外部設計・CD/UT、ITa、ITb、リリースとチェックリスト、再発防止策や各関連書類を見直しプロジェクト推進効率化を定量化して報告する。
また当初障害が月50件以上の発生を月10件以内に縮小にするなどトラブル案件を0にすること。
など、各局面において対策をいろいろ模索して解決していくことで、より良い方向へ作業を進めます。
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まとめ
これには自分たちの動きを理解してもらい、
少しづつメンバーの協力が得られてきたからこそできることですし、これが毎回のプロジェクトに実施して成功するとは限りません。
いろいろな改善については、
最初は批判的意見や反発などもありましたが、
最終的にはプロジェクトのTOPやお客様より評価頂き準拠するように周知されました。
これがPMOやPMをやってて深いなと感じるところですね。
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