9月20日は彼岸の入り。
お彼岸の準備はできていますか。
春の彼岸以降に亡くなった新仏様がいる家では新彼岸、また、彼岸を機に仏壇を新しくするお家もあるでしょう。
仏壇店で今どきの仏壇の選び方!についてお店で聞きました。
とその前に・・・
お彼岸については詳しく知っておこう!

今どきの仏壇事情
一般的に、現在は家具調の仏壇が主流になりつつあります。
約6割の方が家具調を選ばれます。
明るい色で和・洋室両方にあう型が人気です。
また、デザイン性にこだわった仏壇や仏具が増え、組み合わせる楽しみもあります。
仏具が置きやすい幅広型が好評です。
ただ、伝統仏遭も根強く伝統仏壇を置かれている家庭の買い替えは同タイプを選ぶ方が多いです。
今どきデザインの仏具
家具調仏壇では、ドーム型や、チェリー型、リンゴ型などの個性的なおりんも選ばれている。
華やかな色の仏具も増えている。
家具調仏壇は仏具も頭にいれて
新しく仏壇を購入する際には
本尊・脇仏(又は脇軸)、仏具一式が必要です。
伝統仏壇は仏具がセットされているものもありますが、家具調のものは、ほとんどが別になっています。
仏具は、陶器、ガラス、金属などの素材があり、デザイン、色もさまざま。
本尊・脇仏(又は脇軸)は宗派で異なり、本尊が仏像か仏画かでも予算が変わりますが、これらを含めて5万から0万円を目安に選ばれるようです。
仏壇を買う前に決めておくこと
・家具調仏壇か伝統仏壇か
・どんなタイプにするか(台付型・上置型)
・家での安置場所(コンセントの位置も確認)
・予算(新仏は本尊・仏具の予算も)
お店へ行く前にメモしておくこと
・位脾のサイズ・数(入る大きさの仏壇を選ぶ)
・宗派(可能なら菩提寺の名前・住所)
・家での設置場所と寸法(上置型なら、のせる家具の寸法も)
仏壇を家に迎えたら行う事
菩提寺に魂を入れる(開眼(けいげん・かいがん)供養)をお願いする。
買い替えなどで不要になった仏壇は、魂を抜く(閉眼(へいげん・へいがん)供養)も行う。
処分は仏壇を購入した仏具店などに相談を。
一仏具の基本 揃え方・並べ方
仏壇は家の中にある小さなお寺です。
先祖を祀る場所と思われがちですが
中心は本尊なので、一番上の中央に本尊、二段目の右側に位牌を並べます。
仏具は
花立、大立(ロウソク立て)
香炉(線香立て)
仏飯器
茶湯器
おりん等
を用意します。
伝統仏壇では花立・火立は一対ですが、家具調仏壇では1つずつがほとんどです。
一般的な家具調仏壇の例
〇本尊・脇仏
宗派で選ぶ。本尊は仏画か仏像か選ぶ
〇位牌
中央には置かない。複数の場合は、右が上座なのでその順に。
〇仏具
好みの花立・火立・香炉・線香さし。仏飯器・茶湯器などを仏壇と組み合わせる
〇おりん
好みで選ぶ
伝統仏壇の例
本尊は仏像
仏具はセットされているケースも。花立・火立は一対。
こんなときどうすれば良いの?
一家に異なる2つの仏壇は良くない?
昔から両家を1つの仏層に祀ったり、向かい合わせにしないようにといわれる。
宗派によって異なるので菩提寺に確認をするとよい。
安置場所は?
南向きが位の高い人の位置のため、南に背を向けることになる北向きは避けることが多い。
神棚との向かい合わせも、お参りするときにどちらかにお尻を向けることになり、よくないとも。
位脾の数が多くまとめたい
位牌をひとつにまとめて祀る「繰出(くりだし)位牌」に作りかえる方法が。
戒名を記した板が複数枚納まる。
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