Facebookの職場情報は登録していますか?
それは、本当に公開しても大丈夫な情報ですか?
Facebookの職場に勤務先を登録するリスクと知っておくべき対応策について書いていきたいと思います。
勤務先を「基本データ」の「職場」に勤務先を登録すること自体は問題ありませんが、公開範囲の設定次第でトラブルを招く可能性があります。
また、現在ソーシャルハラスメントという言葉があります。
トラブルにならないよう、Facebookで会社の部下との接し方についてもお話ししたいと思います。
Facebookの勤務先を公開するリスクとは
勤務先の公開設定には注意が必要です。
コンプライアンスを重視している企業に勤務しているユーザーは、職場を公開すべきでないでしょう。
職場を公開してしまうと、その職場に関連する情報を聞きだそうとするユーザーがでてこないとも限りません。
投稿者本人が気を付けていても、知らず知らずのうちに大切な会社の情報が漏れてしまうかもしれないのです。
特に自分の専門分野について、
Facebookで投稿しているユーザーは気をつけましょう。
勤務先を公開していると、
Facebookを通じて自社商品や他社商品、あるいはサービスについて聞かれることがあります。
また、他社商品に対して誹謗中傷などをうっかりしてしまうこともあるでしょう。
会社の愚痴を投稿してしまうかもしれません。
それを見た他のユーザーは「A社の社員がB社の製品の文句を言っている」「自社の商品について批判をしている」などと問題にするかもしれません。
そうなると、会社に抗議が来て、会社の信用がなくなる可能性もあります。
実際にそのような事例は他のSNSやTwitterでも起こっており、明らかな問題があれば処分の対象になってもおかしくありません。
Facebookの職場の情報は非公開にするのが安全
金融業界や保険業界などは
コンプライアンスが厳しく、個人情報に関して厳重な取り扱いが求められます。
こうした企業に勤めているユーザーは職場を非公開にしておいた方が安全です。
以下の関連記事もどうぞご覧ください。
⇒Facebookの家族構成の情報は本当に公開してても大丈夫!?
⇒就職活動中の学生や転職者はFacebookの投稿を控えるべきその訳とは
不用意にチェックインした場所から他のユーザーに顧客を特定されたり、なにげなく撮影した写真から地域を特定されることがあるからです。
お客様のことをFacebookで書くなどという行為は論外です。
どのような情報を公開してはいけないのか、どのような情報を公開すると個人情報や機密情報が漏れる要因となるのかを、事前に充分認識しておくことが大切です。
従業員としての自覚と責任を持つ事
勤務先を登録して公開する場合
その会社の従業員としての自覚と責任を持つことが求められます。
不用意な発言がその会社を代表とした発言だと誤解されてしまう可能性があるということです。
これらから勤務先を登録するにしても、公開範囲は友達までに限定しておくことでリスクを抑えることができます。
自信がなければ「自分のみ」公開にし、会社とFacebookを完全に切り離して投稿すべきです。
Facebookの勤務先の公開を「自分のみ」に限定する方法
自分のタイムラインから
「基本データ」をクリックし
「職歴と学歴」の「編集」をクリックし
友達もしくは「自分のみ」を選択する。
最後に「編集を終了」をクリックする。
ビジネスユーザーはFacebookの「職場」を最大限に!
士業や会社の経営者、ある程度の権限者は
自分の仕事をFacebookでアピールしましょう。
Facebookは、趣味や遊び、仕事を含めたライフスタイルを表現する場です。
自分自身を魅力的に演出すればビジネスチャンスに結びつくことも多く、Facebookがビジネスに活用される大きな理由になっています。
自社のFacebookページを作成し、
「職場」に「自社のFacebookページ」を選択し「公開」設定にすると、個人ページのタイムラインの自己紹介の職場欄からFacebookページにリンクできます。
Facebookの使い方についてはこちらで紹介しております。
⇒フェイスブックのビジネスページの使い方!簡単にファンを増やす方法
⇒Facebookアカウントがネット検索で表示されないようにする方法
これらをフルに活用してビジネス拡大を図りましょう。
仕事場での注意「ソーシャルハラスメント」
プライベートでFacebook利用する人にとっては上司とFacebookでつながることを嫌う人もいるのも事実です。
友達になっても部下と過度なコミュニケーションにならないよう気をつけてください。
Facebookで会社の部下との接し方!ソーシャルハラスメントについてお話しします。
リアルなコミュニケーションをオンラインに持ち込んだFacebookでは、職場の従業員同士も当たり前につながるようになってきています。
そこで最近、
「ソーシャルハラスメント」
略して
「ソーハラ」
という言葉が使われ始めています。
ソーハラの定義は明確に定められている訳ではありませんが、一般的には、ソーシャルメディアでつながった状態で上司と部下がコミュニケーションした際、部下がストレスを感じてしまうコミュニケーションがそう呼ばれています。
「ソーハラ」=「ソーシャルハラスメント」の例
・自分の投稿に反応しろと圧力をかけてくる
・すべての投稿に「いいね!」してくる
・Facebookの投稿でリアルな会話につなげてくる
・意味がなくメッセージをしてくる
・面識がない自分の友人に友達申請をしている
・意識されたいかのように投稿をしてくる
・すべてのSNSでつながろうとする
・自分が投稿した写真をダウンロードしている
などです。
知っておきたい!Facebookで上司とつながりたい人はほとんどいない
実はSNS上で会社の上司とつながりたい人はほんの少数なのです。
過去にキーマンズネットが行った調査結果では、
SNSで上司から友達リクエストが届いたら、
「大いに歓迎する」という人は16%
「できればつながりたくない」という人が82%
と、上司とつながることに関してネガティブに考える人が多数であることが結果として出ています。
Facebookが当たり前のコミュニケーションツールになり、Facebookでも部下とつながってコミュニケーションを取りたいと考える人もいるかもしれませんが、過度なコミュニケーションが関係悪化につながってしまっては残念です。
仕事の現場ではTPOが大切だと言われますが、Facebookでも時と場所、場合をわきまえて活用することが大切です。
以下の関連記事もどうぞご覧ください。
⇒Facebookの投稿を職場の人には見られないように制限する方法!
⇒YouTubeの動画をFacebookで共有したい!これって違法なの?
Facebookでの上司としての理想の接し方とは
上司として部下と友達になった場合、
あまり、上司の立場で部下にコメントや「いいね」をするのは好ましくないと考えます。
よっぽど信頼関係が構築されており、その部下との友人密度によりますが・・・
その理由は上で書いた通り部下がストレスに感じるからです。
あくまでも、
上司から部下のFacebookに絡むのではなく、上司の投稿に部下が絡むという図式になるのが好ましい状態と考えます。
そのためには、上司として部下が興味を持つ話題を投稿することがポイントになってきます。
部下がどのような話題に興味を持っているのかわかれば、部下に好まれる投稿もできるようになるはずです。
Facebookでの問題対策についてはこちらもご覧ください
関連:フェイスブック初心者必見!登録の仕方と初期設定・使い方をご紹介!
関連:Facebookの友達の名前や友人の人数など非表示にしておきたい。
Facebookでは上司と部下はつながらない選択も一つ
もしあなたが部下を持つ上司ならどうしますか?
Facebookで上司とつながりたくない部下が多いというアンケート結果から、無理に部下と友達になると、コミュニケーションに関するリスクが高いことがわかったと思います。
仕事をプライベートに持ち込まないことを好む部下がほとんどでしょうし、会社の守秘義務を破ってしまう投稿をしないとも限りません。
そのような心配をするくらいなら、最初から都下とは友達にならない方がいいというのも一つの選択です。
Facebookでの問題対策についてはこちらもご覧ください
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