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サントリーニ島のおすすめホテルとギリシャ料理紹介と観光スポットを紹介します!
たびたび噴火を繰り返してきたサントリーニ島の、最後の噴火は1950年で、1956年には大地震に見舞われ、壊滅的な被害を受けたという。
フィラを中心に、本格的なリゾート開発が始まったのはそれからである。
夕日のスポットとして知られる北端の街イアも、80年代まで静かな村だったといわれている。
それがこの20年で、リゾートホテルのオープンが相次ぎ、劇的に変化した。
メイン通りにはオシャレなギャラリーやブティックが連なり、フィラより洗練された印象がある。
南のビーチからはやや離れてしまうが、夕日を目的にするなら、イアの、それもカルデラ側に位置するホテルを選ぶのがオススメだ。
サントリーニの魅力についてはこちらでお話ししています。
サンセットディナーの極み「ファナリ・ヴィラ」
カラフルな漁船が浮かぶ
イアの小さな港を見下ろす
断崖に位置するのが「ファナリ・ヴィラ」である。
開業は89年であり全17室で
建築家のオーナー自らが設計を手掛けたという。
ファナリ・ヴィラもそうだが
カルデラ側に位置するホテルの
多くは急斜面を利用した横穴式の洞窟ハウス、アーチ型の天井が特徴となっている。
地震が多い土地柄なのに洞窟?
と思われるかもしれないが
洞窟構造は耐震性が高く
実際、56年の大地震でも一般的な家屋より被害が少なかったという。
客室はすべて
独立したヴィラタイプ。
外壁、内装も漆喰仕上げだが
白の冷たさはなく
緑の木製のドアや窓枠
温もりのあるランブやテーブルが設えられ、心地良い空間となっている。
プライベートーバルコニーからは
イアの街でもほぼ先端の口ケーションにあるため、喧噪から離れてカルデラと夕日を堪能できる。
もちろんレストランでは
夕日を眺めながらのディナーを楽しめ
宿泊者以外のリピーターも多いという。
都会の一流ホテルを知り尽くした大人が密かに心を休めるのはこんな隠れ家的ホテルではないだろうか。
Fanari Villas
公式サイト:http://fanarivillas.gr/
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老舗の風格と落ち着きが漂う「ペリヴォラス」
ソテツやリュウゼツランが茂る
緑豊かなエントランスを抜けると
眼前に息を飲むオーシャンビューが一面に広がる。
71年創業の「ペリヴォラス」は
サントリーニを代表する老舗ホテルである。
もともとワイン醸造所もあった船乗りの洞窟
(ウス群で、増改築を繰り返し、敷地を広げてきた。)
火山岩の石垣と石灰の白が調和した外観で、ゼラニウムやブーゲンビリアが美しく彩る。
1万4、000㎡の敷地に
ほかとは違って
かなり余裕のある間隔で
客室が配され
プライバシーが保たれている。
客室は全20室。
数年ごとにリニューアルを行っているため、内装は美しく、超モダンで良い感じである。
床からアーチ型の天井まで白一色で
さながら“かまくら”のようだ。
ベッドやクッションは目の覚めるようなビビッドなカラーで、非日常感を感じることができる。
ドーム型のバスルーム、ミニキッチン、テラスも完備し申し分のない快適さである。
プールがあるのだが
これは同ホテルのシンボル的な存在で
これまでにいろいろな旅行雑誌の表紙にもなっている。
プールサイドで太陽を浴びるのも良いし、テラスで読書するのも良い。
Perivolas
公式サイト:http://www.perivolas.gr/
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“オーガニック”をテーマにした「アンドロニス・ラグジュアリ・スイーツ」
イアには
約40のリゾートホテルがあり
昨今、強壮が激しくなってきている。
眺望だけに頼っていてはすぐに飽きられてしまう。
そこで頭ひとつ抜き出ているのが
「アンドロニス・ラグジュアリ・スイーツ」である。
07年にイアで最も古いホテルを
建築家のオーナーがリノベーションした。
テーマは“オーガニック”だ
シャンプーなどのアメニティ
レストランの料理はもちろん
塗装やファブリック
プールの水まで
徹底して体にやさしい素材・水質にこだわっている。
手厚いホスピタリティも評判で
全16室に対してスタッフの数は23名。
1日2回ハウスキーパーが念入りな清掃もおこなうのだ。
内装は白が基調だが
シャワールームはサントリーニの火山をイメージしたグレーと赤のカラーリングとなっている。
全室にジャグジーを完備しているのも魅力の一つである。
日が落ちれば全館をキャンドルの明かりが彩り、ロマンチックなムードになる。
Andronis Luxury Suites
公式サイト:http://www.andronisexclusive.com/
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フィラ観光 オススメ店
創意工夫あふれる新感覚のギリシャ料理
Koukoumavlos「ククマヴロス」
ギリシャ料理を
ベースにしながらもフレンチ
イタリアン、アジアなどのテイストを融合させた新感覚の料理が好評。
国内で25店しか選ばれない「ベストレストラン・アワード・ギリシャ」を’02年から連続受賞。
「ビーフとラムのケバブ」(€26)は
ミッチ肉にさまざまなスパイスを利かせた力強い味わい。
伝統建築を生かした内観も素敵で、テラス席からの夕日もまた美しい。
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良質なサントリーニの特産品が豊富にそろう
Kava Seretis「カバ・セレティス」
名物料理「ファバ」の材料となる豆や
ドライトマト、ゴマ風味のピーナッツ
ハチミツなど、 サントリーニの特産品が所狭しと並ぶ。
サントリーニ・ワインなどお土産におすすめ。
地元作家の風景画と彫金・陶芸作品を販売
Phenomenon「アート・ギャラリー・フェノメノン」
大聖堂のフレスコ画も手掛けた
画家クリストフォロス・アシミス氏の店。
サントリーニ島の風景をモチーフにした水彩、油彩、リトグラフィーが豊富。
工芸作家である妻エレーニ氏の彫金・陶芸作品も素敵だ。
国際的に活躍する人気芸術家の専門店
Mati Art Gallery&Projects「マティ・アート・ギャラリー&プロジェクト」
キプロス出身の芸術家
ヨルゴス・キプリス氏の作品を展示・販売。
「エミグレーション」は
ス テンレス素材を使いイワシの群泳を立体的に表現。
1ピース€25~で。組み合わせ自由。
モダンなアクセサリー類も要チェックだ。
アクロティリ遺跡の出土品を多数展示
Museum of Prehistoric Thera「ティラ先史博物館」
新石器時代から
紀元前17世紀にかけての出土品を展示。
アクロティリ遺跡(現在閉鎖中)
からの出土品も多く
なかでも絹をまとった女性や青い猿を描いたフレスコ画は必見。
当時の人々の鮮やかな色彩感覚に驚かされる。
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眼下に広がる美景とともに多彩な海鮮料理を味わう
Niki「ニキ」
カルデラを望む
絶好のロケーションにあるシーフード・レストラン。
店舗入り口に設けられた
ショーケースには
仕入れたばかりの新鮮な魚介類が並ぶ。おすすめは、鯛やタコ、エビなどをグリルしたボリューム満点の「シーフ一ド・バラエティ」(2人前€55)。
サントリーニ名物の
プチトマトを刻んで揚げた「フライド・トマト・ボール」(€5)もぜひ味わいたい一品。
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富豪の暮らしぶりもかいま見られる博物館
Megaro Gyzi Museum「メガロ・ギジ博物館」
17世紀
不動産業で財を成したイタリア人の邸宅を博物館として公開。
土地売買の公文書や当時の風景画、ブドウ圧搾機、生活道具、1956年の大地震の写真など多彩な展示。
中庭のある贅沢な邸宅の造りも興味深い。
街歩きの疲れは冷たいフラッペで癒す
Select Lounge Cafe「セレクト・ラウンジ・カフェ」
宝飾店が軒を連ねる
イパパンティス通りに面したカフェ。
テラス席からは眼下に雄大なカルデラの風景が広がる。
おすすめはギリシヤ名物の「フラッペ」。
アイスコーヒーをシェイクしたもので1杯€8。
軽食メニューも充実している。
おわりに
眺望や景色に圧倒されながらホテルに滞在し、景色を見ながらギリシャ料理を頂く。
エーゲ海リゾートの理想がここにあるといっても過言ではないと考える。
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