2016年12月22日に起きた新潟県糸魚川市の大規模火災がまだ記憶に新しいところです。
火事は家だけでなく、思い出や財産、時には家族の命をも奪ってしまうこともあります。
火災を予防するにはどうすればいいのでしょうか?
総務省が発表している
平成27年の出火原因
1位は「放火」
2位は「タバコ」
3位は「コンロ」
でした。
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出火原因 1位:放火
人目に付きにくい時間帯に
屋外にある雑誌や段ボール
ごみなどの燃えやすいものに火を付けられることが多いようです。
夜間にごみ捨て場のごみに放火された事例もあります。
放火の火災の予防・対策
・建物の周囲に燃えやすいものを置かない。
・夜間も門灯や玄関灯をつけておくか、センサー式のライトにしたり、外から死角になる部分をできるだけなくす。
・玄関だけでなく物置、車庫などもきちんと戸締まりをする。
・ごみは決められた日の決められた時間に出す
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出火原因 2位:タバコ
タバコは炎が見えないため
火種部分を押しつぶしたら消えると思いがちですが、出火原因の多くは火種の消し忘れです。
タバコの火災の予防・対策
・灰皿に水を入れておく。
・寝タバコをしない。
・吸い殻は水につけ、完全に消えているのを確認して捨てる。
・一番いいのは禁煙する。吸わない
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出火原因 3位:コンロ
原因の多くは天ぶら油の火災です。
ガスこんろだけでなくIHクッキングヒーターでの火災も発生しています。
安全に思えるIHクッキングヒーターも、取り扱いを間違えると火災の原因になります。
コンロの火災の予防・対策
・こんろのそばを離れる時は必ず火を消す。
・揚げ物をする時は、過熱防止装置の付いている大口を使う。
・IHクッキングヒーターで揚げ物をする際は、底の反りなど変形がないIH専用の鍋を使い、メーカーが勧める油量で使用する。
・温度調節機能を使用する。
その他の住宅の防火ポイント
・ストーブの付近には洗濯物など燃えやすいものを置かず、給油する時は大を消す。
・コンセントとプラグの間を定期的に掃除し、ホコリが付着しないようにする。テレビの裏などは注意!
・電気器具は正しく使い、たこ足配線をやめる。
コードの上には重い物を置かない。
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住宅用火災警報器を設置しよう
住宅火災で亡くなる原因の多くは
「逃げ遅れ」です。
住宅火災の被害を減らすため
住宅用火災警報器の設置が義務化されて10年がたちました。
住宅用火災警報器を設置していたおかげで早く火災に気付き、大事には至らなかつた事例が数多く報告されています。
まだ設置していない家庭は、早めに設置しましょう。
また、設置して10年以上たつと電池が切れることがあります。
定期的に作動確認をし、電池が切れたら新しいものと交換しましょう。
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