詐欺や消費者トラブルを防ぐには「誰でも当事者となりうる」という危機感を常に持つことが重要です。
トラブルの多い販売方法や手口を知って、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。
今回は、知って防ごう詐欺や消費者トラブル!詐欺の特徴や種類が多いので要注意!詐欺手口とトラブル例についてお話しします。
現在、多いのがオリンピック詐欺・劇場型振り込め詐欺・ワンクリック請求・無料商法・劇場版勧誘・投資や出資を勧誘するなど多種多様になっています。
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オリンピック詐欺
「オリンピック財団」
と名乗る団体から電話があり
「あなたの名義で東京オリンピックのチケットの申し込みがあった」と連絡があったそうです。
私は「そのような申し込みはしていない」
と説明すると調査した結果
「犯罪グループのリストにあなたの個人情報が載っている。
このままでは、銀行口座が差し押さえられる」などと言われ、リストから個人情報を削除する。
手数料は10万円。
今から部下を向かわせるので「10万円を渡してください」と言われる詐欺が発生しているようです。
東京オリンピックでますます手口が巧妙化
今回の件に関しては
劇場型振り込め詐欺の一種と疑うべき事案と思われます。
東京オリンピックのチケットの申し込みはまだ行われていません。
(2017年2月時点)
名乗られた団体名も、実在するオリンピック関連団体とは全く関係がありません。
実在するオリンピック関連団体になりすましている可能性があります。
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最近の振り込め詐欺の被害状況は
・金融機関を通じてお金を「振り込ませる」もの
に加え
・犯人が現金やキャツシュカードを直接被害者の自宅などに取りに来る「現金受取型」
・宅配便などを利用して犯人が指定した宛先に配達させる「現金送付型」
という、「振り込ませない」振り込め詐欺の手口が増加しているようです。
特に振り込め詐欺の中で認知件数が最も多い「オレオレ詐欺」は、約8割が「現金受取型」となっています。
振り込め詐欺の手口はますます巧妙化しています。
犯人は
事前に自宅や家族などの個人情報を調べ上げた上で電話をかけ、考える隙を与えず、正当な要求だと思い込ませ、金銭をだまし取ろうとします。
その他の詐欺や商法にはどのようなものがあるか以下にお話しします。
スマホやパソコンでの「ワンクリック請求」
スマートフォンやパソコン等で成人サイトにアクセスしたところ、いきなり「登録ありがとうございます」
「料金10万円」などと高額な料金請求画面が表示され、画面から消えない手口です。
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無料を強調する「無料商法」
「無料サービス」
「無料招待」
「無料体験」
などと、「無料」であることを強調して勧誘し、商品やサービスを契約させる商法です。
劇場型勧誘(買え買え詐欺)
複数の事業者を演じ分けて、消費者に電話をかけ勧誘し、「選ばれた人しか買えません」などとさまざまな口実で金融商品等を購入させ、消費者がお金を支払うと連絡が取れなくなる。
未公開株、社債、金融商品まがいの権利などの話が多く、「利殖商法」のトラブルにみられる手□です。
投資や出資を勧誘する「利殖商法」
「値上がり確実」
「必ずもうかる」
などと、利殖になることを保証するかのような言い回しやそのことを強調してく投資や出資を勧誘する商法です。
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詐欺や消費者トラブルに遭わないために対策を
「自分は大丈夫だ」と思っている人も被害に遭わないようにするためには登録していない電話番号からの着信を拒否することも必要となってきます。
なお、類似した電話があった場合は、応対せずに、消費生活センターや警察に相談してください。
悪質業者の巧妙な手口に惑わされない、賢い消費者を目指しましょう。
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