今年の八十八夜は5月2日です。この頃に摘んだお茶は上等なものとされています。
この時季だけの新茶のおいしさを楽しみましょう。
今回は、お茶・新茶を楽しみ方としてお茶の入れ方と茶葉の保存の仕方についてお話しします。
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新茶を美味しく飲もう!
昔から日本人は季節感や旬を大切にしてきました。
特に江戸時代の人々は
「初物を食べると七十五日長生きする」といって、競って初物を食べていました。
初ガツオや新茶はその代表格です。
初物はその食べ物の旬の始まりを意味しています。
一年中、どんな食べものでも手に入る現代だからこそ、「初物」「旬」を大事にしたいものです。
新茶は
その年に芽吹いた新芽で作ったお茶です。
新芽には
ポリフェノールの一種である渋み成分のカテキンが少なく、甘み成分のテアニンが豊富です。
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さらに新茶ならではの爽やかな新芽の香りも感じられ、この時季だけのおいしさを楽しむことができます。
4月中旬~下旬ごろから鹿児島県産の新茶が出始め、福岡県の八女、高知、静岡、宇治などのお茶が出回るようになります。
濃い味わい、まろやかな甘み、さっぱりした□当たりなど、産地によつて味わいが異なるので、自分好みのお茶を探してみるのもいいですね。
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お茶の入れ方
おいしく入れるポイントは
①お湯の温度
②茶葉とお湯の量
③抽出時間
です。
水道水を使う場合は、一度ぐらぐらと沸騰させてカルキ臭を抜きます。
ミネラルウオーターは
硬度が高い物だと茶葉が開きにくくなるので注意しましょう。
お湯の温度は80~90℃ くらいです。
新茶は70~80℃ くらいと少し低めが良いでしょう。
茶葉の量は、お湯200ccにカレースプーン1杯くらい(5~8g)。
抽出時間は
30秒~1分程度が目安です。
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手軽においしく!お家でお茶タイム
1.沸騰した湯を湯飲みに入れる。
2人分を入れる場合は2つの湯飲みそれぞれに湯を入れます。
湯飲みに入れることで器を温め、湯の温度が適温くらいにまで下がります。
さらに一杯分の湯量を量れます。
2.茶葉を入れた急須に①の湯を入れて抽出する。
3.湯飲みに交互に注ぎながら、色の濃さで抽出具合を判断する。
最初は薄く感じても一気に濃くなってきます。
濃くなってきたら、手早く注ぎましょう。
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茶葉の保存方法
開封前
冷蔵庫で保存し、常温に戻してから開封します。
冷蔵庫から出してすぐだと、温度差で発生した水滴を茶葉が吸収するため、お茶の鮮度が損なわれます。
開封後
密封性と遮光性のある茶缶などの容器に移して冷暗所に置き、1カ月くらいで飲み切るようにしましょう。
冷蔵庫で保存すると、庫内のにおいが茶葉に付いたり、出し入れの際に発生した水滴で、湿気を含む原因になります。
おわりに
この季節のお茶にはフレッシュな美味しさがあります。
新茶でお家で手軽にお茶タイムしましょう。
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